理容・美容業界の人のための専門WEBマガジン「RiBi-Zine(リビジン)」のメイク講座。
今回は人気メイクアップアーティスト栢木進さんによる「童顔の女性を少し大人っぽく見せるメイク術」講座です。
このステップではチークについて解説します。
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■■■書き起こし■■■
■使うチークと色味のポイント(0:00〜)
はい、次にチークを入れていこうかなと思います。
今もう、この上の方はだいぶ印象がついてきたと思うんですけど、あと全体を見た時にやっぱり「顔とこのメイクがちょっとフィットしていないな」というところがまだまだあるので、ここでチークを入れると顔全体の中で目がなじんでくるというか・・・アイメイクがなじんでくるというか・・・、そういうところが見えると思います。
最初に言ったように、あんまり甘くならないようにちょっとシャープな感じで付けていきたいなと思います。
彼女は最初にパウダーはしていないので、まだまだしっとりしているので、練りチークを使おうかなと思います。
そうすることによって、血色に近いなじみ感が出てくるのかなと・・・これくらいの色を使おうかなと思います。
筆で乗せていきます。
やっぱりパウダーとか使ってしまうと、すごくマットになってしまったりパウダリーに転んでしまったり、上から血色というかメイクのチーク感が出てしまうので、もうちょっと血色の自然な肌感の出したいので、練りチークで自然に内側からのツヤ、内側からの色味を感じさせたいなと思います。
■チークを塗る時の筆の動き(1:38〜)
ポイントになってくるのは、肌の骨格のチークの一番高いところがあるので、ここをポイントにしてちょっと上に持っていきます。
このまま上に行ってしまうとすごくシャープに決まってしまうので、こういう形で入れたいんですけど、あくまでこの中でもこう筆のストロークでなじませていきます。
こういってしまうと(外側の上方向)すごく三角形のシャープな感じになりすぎてしまうので、こういう形を入れるにしても、このストローク(横〜下)で自然な感じでなじませていきます。
これくらいですね。だいぶ変わったんじゃないかなと思います。
これで徐々に左右様子を見ながら、この方向性で入れていきます。
で、チークを入れる時にやっぱり左右対称で入れたいので、正面から見ながら入れていきますね。
はい、こんな感じだいぶ血色の中でのチークが入ってきます。
ちょっとシャープに、上のこめかみの方まで気持ち伸ばしていきます。
あんまり中に色が入ってきてしまうともっと顔が丸くなってきちゃうので、ちょっと外側にポイントをおいてみます。
こんな感じで今、練りのクリームのチークを血色の流れで入れていきました。
■パウダーで最後のニュアンスを足す(3:27〜)
もう少し最後にニュアンスとして、チークをパウダーでちょっと足していこうかなと思います。
ピンキーな色、ツヤが出るような感じ。
あまりベタッと塗ってしまうと、さっきも言ったようにすごくお化粧のチークになってしまうので、ごくごく自然な血色のチークを出したいので、ちょっと取ってさらに薄くします。
ここで今ブラシで練りチークを乗せたのと同様なストロークで・・・はい、これくらいこれで。
これでだいぶチーク入ったと思うので、肌になじんだんじゃないかなと思います。
■まとめ
・クリーム状のチークを使い血色をイメージしてチークのベースに
・ブラシの動きは横〜下方向のストロークで
・チークはモデルの正面から見て足していく
・パウダーも正面からクリームと同じストロークで
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